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スペイン―気分はいつもエスパーニャ

スペイン―気分はいつもエスパーニャ

スペイン―気分はいつもエスパーニャ
定価: ¥ 1,785
販売価格:
人気ランキング: 305454位
おすすめ度:
発売日: 1997-10
発売元: トラベルジャーナル
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現代スペイン・カルチャーへのお手ごろな手引き
△「地球の歩き方」にその国の文化や歴史についてまとめた基礎知識・豆知識の類いを掲載したコラムが数ページありますが、あれと同じような性格をもった原稿を少し長めに複数本集めたという感じの本です。闘牛・フラメンコ・内戦史・郷土料理・メディア事情など幅広い分野に関してスペインを知ることが出来るお手ごろな一冊といえるでしょう。
 特にフランコの死について綴った章が印象に残りました。現代ヨーロッパ史に名を残したひとりの独裁者の末期(まつご)の日々にスペインという国家の激しい緊張が垣間見える気がしました。
▼97年発行の初版本を手にしましたが、スペイン映画に関する記述に誤りがあります。
 「テシス」の監督名がアメナベールとなっていますが、正しくはアメナーバルです。
 またアグスティン・ディアス・ジャネス監督のデビュー作を「ナディエ・アブララ・デ・ノソトロス、クワンド・アジャモス・ムエルト」(日本公開名「死んでしまったら私のことなんか誰も話さない」)としていますが、正しくは「ナディエ・アブララ・デ・ノソトラス、クワンド・アジャモス・ムエルト」。「ノソトロス」(私たち)は男性形ですがこの映画の主人公は女性で実際のタイトルは「ノソトラス」と女性形です。映画の邦題が単数形になっているのは配給会社の意図的な命名なのか誤訳なのかはわかりませんが。

これ一冊でスペインの大要を把握できる
歴史、宗教、フラメンコ、闘牛、サッカー、音楽、映画、政治、経済、料理、サブ・カルチャーまで網羅。筆者はいろいろで、たくさんの人が書いた文章を各章ごとにまとめたような形式。
これ一冊読めば、スペインという国の雰囲気がおおよそわかる。だからといってすべてが分かるわけではないし、実際に現地に行ってみないと感じられないことも多いのだけど、数ある本の中でこれほど多彩な内容の記述がまとめて読めるスペインに関する本は少ないので、そういう意味では読んで損はないと思う。
スペインに行く前にぜひ!行ってきた後でも再発見があるかも・・。

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