韓国、愛と思想の旅
韓国、愛と思想の旅
小倉 紀蔵

定価: ¥ 1,890
販売価格: ¥ 1,890
人気ランキング: 253915位
おすすめ度:
発売日: 2004-12
発売元: 大修館書店
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
小倉 紀蔵

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タイトルは、韓国語が読めないと…
…「sarang」と「sasang」で韻を踏んでいるわけですね。
小倉紀蔵という人は、東海大学の助教授で韓国哲学専攻という、なかなか堅苦しい肩書きを持つ御仁ではあるが、学術論文チックに書くよりも、このように空を漂うような文章を書いたほうが、読み応えがある。
こういう文体は下手に真似をすると火傷をする。
それでも真似をすればどれほど痛い目にあうか?
知らぬ。
小倉氏にとっての韓国、あるいは儒教というのは、単なる客観的な研究対象などではない。彼は、韓国/儒教の内部に沈潜し、皮膚感覚で何かを感じ、弾き飛ばされつつもなお、にじり寄らざるを得ない。彼の思索とはそのような、自己の存在を賭した営みなのである。その「凄み」を、ページを繰るにつれてひしひしと感じる本である。
タイトルは悪いが、なかなかよい本
非常に甘ったるいタイトルの本ですが、内容は案外(ひどく?)辛らつです。例によって小倉氏は「理気論」で韓国を分析しているのですが、具体的な話題が豊富なので思わぬ発見があります。特に韓国社会のしゅくあとなっている「本質主義」に関する分析には感心しました。
小倉氏はハングル講座の講師をしている関係で商売に響くからあまり表立って韓国批判はできないのかもしれませんが、他の本でも本書でも書いているように韓国・韓国人に親しさを感じることは全くないようで、どちらかというと韓国・韓国人に対して非常に絶望的な心境にあるのではないでしょうか。いずれにしても韓国・韓国人を理解するにはなかなかよい本です。