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NHK世界美術館紀行〈1〉ロダン美術館、マルモッタン美術館、ギュスターヴ・モロー美術館

NHK世界美術館紀行〈1〉ロダン美術館、マルモッタン美術館、ギュスターヴ・モロー美術館

NHK世界美術館紀行〈1〉ロダン美術館、マルモッタン美術館、ギュスターヴ・モロー美術館
定価: ¥ 1,260
販売価格: ¥ 1,260
人気ランキング: 246907位
おすすめ度:
発売日: 2005-05
発売元: 日本放送出版協会
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

写真と編集の粗さが、雅致を損ねて惜しい。
ベル・エポックを代表する水彩画家、ギュスターヴ・モロー。あのような享楽と喧噪の時代に、ひっそりと一人の男が、このような内省的かつ挑戦的な試みを重ねていたことが、まずもってベル・エポックの面白さであり、また独特のエネルギーの坩堝の時代たる所以である。
あまりに有名な“サロメ”の艶かしき描写は、ユイスマンスに譲るとして、この静かな、しかし、何とも形容しがたい肉感的メッセージ、そして雅致。宗教的なのか、異端的なのか。果たして、そのどちらでもなく、ただ、モローが追究したかった美が、結果としてデカダンの時代に大輪の花を咲かせてことは間違いない。
こちらは写真が粗く、また編集の仕方が散漫で、あまりお薦めしない。

芸術家版『知ってるつもり!?』かな
この本を読むまで、モネの≪印象・日の出≫という作品が印象派の由来になったことすら知らなかった、素人の感想です。
本書を読み、芸術家と芸術家との奇妙な時の交わりを知りることができました。
ロダンとカミーユ、モネとブーダン、モローとシャセリオー・・・もちろんそのほか数多くの人、場所、変化が反映されて創られた彼らの作品。
もしかしたら偉大な作品は、その時代、その瞬間でないと生み出されなかったのかも知れません。
読んでも疲れない文字の大きさです。逆にいえば、読みやすい大きさ、文字数にしているため、この道に詳しい人には物足りないかと思います。
適度な写真数で、モノクロよりもカラー写真が多いため飽きません。しかし、他のレビュアーの方も指摘されているように荒い画像がいくつかあり、それがかなり気になります。
巻末に「写真は一部を除き、ハイビジョン画像を使用しています」と記載されていたので、この理由からだと思われます。
しかし全体的には丁寧な作りで、中学生くらいから高齢の方まで楽しめるのではないでしょうか。

買って損はしません!
三大美術館ではなく、ロダン美術館が最初に取り上げられている事に好感を覚え購入しました。テレビ放映分は見ていませんが、これなら”どこかで読んだ事がある内容ばかり”ってことはなさそう、と思えたので。
理想化されがちな”巨匠”達ですが、彼らを取り巻く人間関係や当時の世相を知った上で作品を見ると、それらに対する理解も深まって「あ~そういうことなのね」と愛着がわきますよね。この本はそういった面から見ても、ありきたりな解説に終わらず合格ではないでしょうか。
また、ロダンを語るときにカミーユ・クローデルを欠かすことは出来ませんが、二人の関係にふれるだけでなく、彼女の作品も紹介することによって、二人が互いに与え合った影響や作品がもつ共通性を理屈抜きで読者が感じられるのがいいと思います。
コンパクトな大きさ、丁寧な解説、作品の写真多用、とくに彫刻類は角度を変えたものやズームアップした写真を載せている点が私は気に入りましたが、ピントが甘い写真がいくつか見られたのがとても残念なのでその分引いて☆四つです。

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