DJ選曲術―何を考えながらDJは曲を選び、そしてつないでいるのか?
沖野 修也

定価: ¥ 1,260
販売価格: ¥ 1,260
人気ランキング: 4856位
おすすめ度:

発売日: 2005-10
発売元: リットーミュージック
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
選曲の自己評価にぜひ!
選曲論について展開している非常にユニークな作品です。
皆さん自分の選曲について深く考えた事ってあったでしょうか?
沖野氏の選曲論を読んでいると、自分の選曲論がはっきりしてきます。
「なるほど?」、「いや!違う!」と思いながら楽しく読み進められました。
今は、選曲について今まで以上にこだわる様になって
ミックスの質が一歩レベルアップしたと思います。
テクニックはある程度のところで進化は止まると思いますが、
選曲は音との出会いや経験でじわりじわりと進化し続けるものだと思います。
「選曲って深いね?」と再認識させられる名著です!
恐らく、出したことに意義がある本
沖野修也氏によるDJの選曲というものについて述べられた本。
よく分析を試みようとしている。しかし、まだ言葉にできていない部分が多いと思う。
少なくとも沖野さん自体は紛れもなくプロのDJであり、すばらしい選曲家ではあるが、では彼のようなプロとアマのDJの違いはどこにあるのか。今私が思う中では聞いてきた曲の蓄積量(ジャンルの幅の広さ×深さ)しかないように思う。私の周りのDJを見る限りでも正直この本に書かれてる内容だけだとよい選曲のできるDJはかなり多い気がしてならない…
ただ、この選曲する行為を文化として残そうとする沖野さんの姿勢は評価されるべきことだろう。
セレクトという行為こそ、創造である
ある時代までは、音楽を含め表現者が自分自身の創作物を”編集”
する行為が、明確には言われなかったが、或る程度は確かに行なわれて
いたと思う。しかし、世の中に氾濫するように様々なものが大量に出て
個人の自由でそれをセレクトできる時代になってからは、表現者
(ここでは音楽家やデザイナー)は既に素材を提供するだけの立場に
なりがちである。そんな中で表現者自身も気付かなかった新しい
切り口や聴き方、あるいは着こなし方を提示してくれるセレクター、
エディター、コーディネーターという職業の面白さ、そして重要さを
改めて認識できる面白い本である。当然、クラブ・ミュージックや
音楽好きだけではなく、様々なジャンルの方々、興味がある人々にも
読まれるべき一冊です。選ぶ=セレクトという行為の創造性の高さを
発見できることでしょう。いやー、良い本を買ったと思います!